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暮らしの「安心」を守る、地域密着の建設会社
建設業/しごと型株式会社 友岡建設
2023年7月3日 公開
社員の成長が会社を育てる、働きやすい環境をめざして
昭和38年創業以来、土木工事を中心に、建築工事・不動産取引・コンクリート二次製品の販売など、地域密着で幅広い事業を展開している「友岡建設」。地域の人々が安心して暮らせるよう街のインフラ整備を陰で支えている会社です。
グループ会社には温泉施設の「岡城天然温泉 月のしずく」、燃料販売を行う「友忠商事」、運送業の「豊友運輸」、コンクリート・セメント販売を行う「豊友産業」があります。「会社が良くなると社員も良くなり、社員が良くなると会社も良くなる」という経営理念を掲げ、社員一人ひとりがスキルアップできる、働きやすい環境づくりに力を注いでいます。新3K(希望・給料・休暇)を実現する働き方改革や待遇の改善にも努め、「人材を大切にする」ことに前向きに取り組んでいる会社です。
代表取締役 友岡 孝幸
20年のキャリアを経て、今も勉強の日々
土木部で現場管理を担当している、甲斐 裕基(かい ゆうき)さん。大分県豊後大野市緒方出身の40歳です。工業高校卒業後に建築系専門学校を出て、20歳で友岡建設に入社しました。
今年で勤務歴20年を迎えるベテランの甲斐さんに、この仕事の魅力を伺いました。
― 入社するまでの経緯を教えてください。
専門学校でCAD(コンピューター支援設計)を扱うのに興味を持ち、測量関係や建設関係の職に就きたいと思いました。この会社を選んだのは、まず自宅から「近い」ということ。竹田に何社かありますけど、昔から友岡建設は地域型として名前が知られていましたので、そこを踏まえて入社しました。
― 長いキャリアの中で、資格はいつ取られましたか?
最初は、建築部に入って現場管理など住宅関係をしていました。そこから人事異動で25歳から土木部に配属になり、ずっと勉強し続けて、今に至るという感じです。
自分は若い時、あまり勉強してなかったんですよ。25歳で結婚して、子どもが生まれまして、資格がない今のままじゃダメだと。それから勉強して何度も試験受けて、自分なりに転職するのなら30歳までと思っていたので、もう崖っぷち状態で勉強しました。29歳で2級に受かって、32歳で1級を取りました。家庭を持ったら、どうしても「自分が頑張らないといけん!生活のために頑張らないといけん!」というのがあったので、結局はそこに至るかなと。
現場でも重要視されるのは、資格を取ってからっていうのはありますね。先輩方に聞きながら、仕事の内容を覚えて、そこからテキストと照らし合わせて頭の中に入れていくという感じでした。
この仕事の魅力は、皆で造り上げる「達成感」
― 業務の内容について教えてください。
安全管理と現場の管理です。安全管理が一番重要ですので、図面を基に進めていけるか管理します。また、図面の品質管理や現場の写真管理、関係する事業者と打ち合わせし、意見を聞きながらスムーズな工程にしていきます。さらに予算管理と、全体を管理しながら工事を進めていきます。
― コミュニケーションのスキルも大事ですね?
そうですね。20代の頃は目上の方には、なかなか言いにくかったです(笑)。経験も浅いし。若い時は一点集中になりやすく、悩むときもありましたが、経験を重ねると考えが豊かに広くなって、全体が見えてくるとそうはならなくなりましたね。
上司の方々も、若い時はサポートしてくれましたね。他の会社の方々も現場で会ったら「だいじょうぶ?」って声をかけてくれる。そういう人との付き合いは、自分の中ではいい経験でありがたいなと思っています。
自分が担当して、関係する事業者と共に工事を進め終わった時は、「みんなと協力して工事が完成できた!」という達成感があります。チームワークが生まれる。それはやっぱり、この仕事の魅力ですね。自分だけじゃ結局はできない。いろんな方と触れ合ったからこそ、「あの現場はこうだったね。」と話し合って、共に成長していくような。結局は、人との付き合いが重要視されると思うんですよ。
― やりがいを感じるのはどんな時ですか?
やりがいは、自分が満足するんじゃなくて、人から感謝される。これがやっぱり1番だと思います。中九州横断道路の開通年度に協議会会長をしたんです。地元の小学生を呼んで、橋の上に巨大な絵を描くっていうイベントを自分が段取りしたんですね。その時も20業者くらい自分と同じ立場の人が集まりました。達成した時は子供たちも感動して喜んでいて、やって良かったなと。そういう時は自分もジーンと来ますんで。
受け継いだもの、時代と共に変化するもの 。自らの経験を次世代へ
― この会社の好きなところを教えてください。
高い技術力を持った昔ながらの良い上司がいます。その技術を受け継いで、下に教えていくという、会社自体の連携が取れていると思います。今度は、自分が若い人達に教えていきたいっていうのはありますね。
― 家族の時間と仕事の両立はいかがですか?
子どもが4人います。1番上が中学校3年生で、小学校6年生と3年生、保育園の2歳です。
若い時は、「休ませてください」ってなかなか言えない状況で、上2人の学校の行事は奥さんに行ってもらっていたのが現状でした。
今は「夫婦で協力しながらやらないけん」という意識があり、会社自体も働き方改革をしているので、学校の行事は極力休んで行くようにしています。これからは家庭を第一優先にしたいなと。上の代から下に引き継ぐじゃないですけど、自分より下の年齢の人には、子どもの行事を優先に出させてあげたいんですね。子どもを奥さんだけに見てもらうという考え方も変えていかないと。技術だけでなく働き方も、自分が経験したことを後輩へ伝えていきたい。極力、若い子に「お前ら休め!」と、言っています(笑)。
よき仲間が、よき組織へと成長させる
20年のキャリアを持つ甲斐さんの言葉には、常に「ひと」への感謝や熱い想いが込められ、時代に対応していく柔軟さは、まさに友岡建設の社風を体現されている印象を受けました。社内は20~60代までの幅広い年齢層の社員が活躍し、皆、活きいきと活気に溢れ、温かい雰囲気の良い職場です。建設業は力仕事のイメージがありますが、現場管理は頭を使う仕事であるということが分かりました。
― 最後に、社会人インターンシップ参加者へメッセージをお願いします。
自分も土木は未経験でしたから、会社に入って1つずつ覚えて、先輩から教えてもらったことを守るような感じで働いていけば、実力や能力はついてきます。資格取得は皆でサポートしますし、自分も教えますので。それは結果に繋がってくるので、その経験を大事にしていってほしいなと思います。
「昔はこうやったけん」とか、今と昔を比べるのもあれですが、先輩から言われたことの中には受け入れづらいこともあるかもしれない。そのあたりは先輩たちも、今の若い人の意見を聞きながら、「取り入れていかないけん」と考えています。
株式会社 友岡建設
業種 | 建設業/しごと型 |
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所在地 | 〒878-0011 大分県竹田市会々2808-5 |
TEL | 0974-63-3075 |
FAX | 0974-63-1922 |
HP | https://tomoken.com |
募集職種 | 土木施工管理/建築施工管理 |
雇用形態 | 正社員 |
給与など | [基本給]200,000円~300,000円 |
仕事内容 | 工事現場管理、施工管理、品質管理、安全管理、原価管理 |