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こだわりを持って、おいしさと、美しさを、日本の食卓に広げる
食品製造業/しごと型名水美人ファクトリー株式会社
2023年7月3日 公開
日本でいちばん食べられている、美人なもやしを世界へ!
幾多の湧水群に囲まれた竹田市の入田地区に位置し、1990年創業以来、たくさんの人に安心で、新鮮で、おいしいもやしを届けている名水美人ファクトリー。
長年の経験に基づいて水、原料、育成方法にこだわり、もやしやカット野菜の製造・販売を行っています。主力商品である「名水美人」は11年連続売上日本一を記録。竹田生まれの日本を代表する食品メーカーです。
企業理念は、「水と鮮度と味にこだわり、世界中のお客様の健やかな毎日に貢献する」こと。
品質の高いもやしを食卓に届けるために、衛生・品質管理は欠かさず行い、自然の恵みを次代に受け継ぐため、資源循環型の工場を構築するなど、地球の環境保護などにも取り組んでいます。
代表取締役 奈良 賢吾
自分のスキルを活かして、働くということ
竹田市出身の阿南 悠太(あなん ゆうた)さん。昨年、名水美人ファクトリーに入社し、技術課で働く39歳です。県外の大学を卒業後、様々な業種を経験し4年前に大分市出身の奥様と一緒に竹田市へUターン。Uターン直後は清掃会社に勤めていた阿南さん。この会社を選んだきっかけや魅力についてお話を伺いました。
― 入社したきっかけを教えてください。
妻のお母さんが体調を崩したことがきっかけです。
お互い一人っ子だったので、急きょ大分県に戻って来ることになりました。妻の実家は大分市。大分県に戻るなら竹田が良いということになり竹田に帰ってきたんです。しばらくは清掃会社で働いていて、その清掃の仕事で名水美人に行った際に仕事内容を見て、自分のスキルをこの会社で活かせるんじゃないかなと思いました。
これまで、包装機械とか生産プラントに携わっていたので、名水美人での清掃をきっかけにまたそういう仕事をしたいなと思いました。清掃の仕事をしていれば分かるんですが、休憩室も綺麗だし、実際の会社の外観や会社見学をしただけでは分からないほど掃除がいきわたっている。頭に被るネット帽やマスクの支給状況とか、あと衛生管理チェック項目とか。そういう業界にいたから分かることがあって。この会社はちゃんとしているなと思って、給与面なども含めて、できることならこの会社で働きたいと思ったのがきっかけですね。
当たり前を維持する縁の下の力持ち、子どもに誇れる仕事
― 技術課での業務や、魅力について教えてください。
主な業務は設備のメンテナンス、点検、保守、修理と言ったところです。
うちの工場は機械化されていて、ほとんどの製品がラインで流れてきて、それを機械が包装をしている。人がする作業は一部で限られてるんですけど、機械すべての保守をするのが自分の仕事です。機械のべアリングっていうその回転する部品交換やセンサー交換だったり、機械の調子を見て必要があれば修理などを行っています。
メンテナンスの仕事は当たり前を維持する仕事なので、動いたことが奇跡という状態にしてはいけない。だから、僕たちはその動くことが当たり前という状態を作ることが仕事だと思っています。
たまに機械のトラブルが発生した時に「ありがとうございます」って他のスタッフから言ってもらえると嬉しい。「ありがとうございます」って言ってもらえる職ってあんまりないと思うんです。その言葉が原動力にもなるし、一番やりがいを感じる瞬間です。
あとは機械が壊れた時にその過程を追いかけるっていうのがすごく好きです。なんで壊れるのか。壊れる原因を追究して、それが解けたときの喜びがある。だからこの仕事を辞められないなあって思います。今までやってきたスキルが活きるというのも仕事のやりがいにつながる。
あと、この会社のもやしの売上げは日本一なんです。国内シェアのトップレベルになっている製品作りに関われていることが嬉しい。まだ子どもはいないんですけど、子どもができた時に「父ちゃんの職場は日本一のもやしを作っているんだ」ってことを言えると思う。それが仕事に対するプライドになって、そこから自尊心を高められてるかもしれないです。
選べる新鮮さが楽しさにつながる
― 竹田に帰ってきてからの休日の過ごし方を教えてください。
僕カフェに行くのが好きなんですよ。最初は竹田ってカフェが少ないなって思ってたんですけど、最近カフェが増え始めて。だから最近は妻と一緒にどこのカフェに行こうかと選ぶ楽しさがあるんです。
他には温泉に行ったりしています。入浴料の安さにびっくり。市内の人は300円くらいで入れるし、都会だったら大人1000円とかするので。温泉も今日はどこに行こうかっていうのも選べる。それに竹田って九州のちょうど真ん中なんです。熊本や福岡に行く、宮崎に行くにも近いですし、そういう点においてはちょうど中間で。遊びの幅が一気に広がりましたね。
最近は、親戚から地域の消防団に入るように言われて、この年にして地域のつながりや地域活動を経験したりもしています。18歳で竹田を出たので知らないことの方が多かったです。今は色んなことが新鮮で楽しいですよ。
業務に触れることで、実感できる、温かくエネルギッシュな会社
自分のスキルを活かしたいと、この会社を選んだ阿南さん。仕事にやりがいを感じ、休日もしっかりと満喫し、その充実ぶりが笑顔に溢れています。
― 最後に、社会人インターンシップの参加者に向けてメッセージをいただきました。
会社の面接や工場見学だけではわからないけど、インターンシップに参加して会社の業務に触れることで分かることがあると思います。その会社の運営方針や管理体制を確認できるのは良いと思いますね。
スキルを持っていて、例えば工場勤務していたとか、そういう知識を持っている人が、移住を考えているのであれば、是非とも来た方が良いです。
この会社は地元に戻ってきた人も多いし、移住してきた人も温かく迎えてくれます。エネルギッシュな会社で、年代も20代、30代が多く1番年齢が上だと70代の方もいて、困った時には相談がしやすい環境だと思います。
それから補助制度は最大限使った方がいいと思います。
僕は空き家バンクを通じて家を購入し、竹田市の空き家改修事業補助金を利用して、家をリフォームしました。竹田市の補助金制度を最大限に利用して移住をしたので、移住を考えている方はぜひ活用してください。
不安なことも多いと思うけど、まずは相談して、インターンシップに参加してみてほしいと思います!
名水美人ファクトリー株式会社
業種 | 食品製造業/しごと型 |
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所在地 | 〒878-0034 大分県竹田市大字門田241 |
TEL | 0974-63-0571 |
FAX | 0974-63-0570 |
HP | https://www.meisuibijin.co.jp/ |
募集職種 | 梱包・出荷関連 |
雇用形態 | 正社員 |
給与など | [基本給]152,600円~200,000円 [地域手当]5,000円 |
仕事内容 | もやし及びカット野菜製造に関する業務全般 |